2011年7月23日土曜日

国内企業の数%の大手企業と沈んでいく日本

今、大手企業がごぞって海外に移転したり、社員の給料をカット、非正社員を増したりしています。
その行く末はどうなるのか・・・


ここに例をあげましょう。


①ドイツはカメラがほしいです。
②ドイツは日本のSonyのカメラか韓国のカメラを買おうと悩んでいます。
③結局、日本のSonyのカメラが性能が良かったので、日本から買うことにしました。
④☆日本のSonyのカメラが売れたので、Sonyは社員の給料を上げました。
④★日本のSonyはライバルに負けないよう事業を効率化さるため、社員の給料をカットしたり、海外に工場を移転して社員を削減してより多くの利益が出ました。そのお金は上級社員や会社の資産やSonyにお金を貸した銀行のものになりました。
⑤☆Sonyが社員の給料を上げたので、カメラの値段が上がりました。
⑤★Sonyのカメラは売れましたが、国内の社員はリストラされたり給料を下げられました。
⑥ある日、ドイツは韓国のカメラも性能が良くなり、安いので、韓国のカメラを買うことにしました。
⑦☆でも、Sonyが社員の給料を上げたので、社員がSonyのカメラを買うようになりました。
⑦★Sonyは社員の給料を上げなかったので、国内で消費されず、ドイツにも売れなくなり倒産しました。Sonyが倒産したので日本の景気はもっと悪くなりました。


今の日本の大手企業は明らかに★の道を進んでいます。
対外輸出を増やすことに一生懸命で、国内に対して何の還元もしていません。
還元されているのは一部の上級職員や大企業、銀行のみです。
http://www.jcp.or.jp/giin/senkyo/2011_issei/jcp/web/02-koyou2.html

その人たちがメディアを使い、原発を推進したり、TPPに参加しろと言っているのです。
(プロパガンダ、TPPについてのコラムは作成中)

国内企業のたった数%の大手企業が設けるために日本全体が沈んでいくのです。
国内の雇用を支えているのは海外に工場を移した大手企業ではなく、90%以上もの中小企業です。
(状況は韓国も同じのようで・・・)

いつも、大手企業も景気が悪くなった一因が自分たちにあるのに、結局しわ寄せは弱い者になるのです。

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