2011年8月16日火曜日

左翼は恐らく正しい ~世界も気がつきだした~

注)
ここでいう左翼とは労働者・市民に利益を還元させようとする考えで、
右翼とは大企業・銀行に利益を還元させようとする考えを意味しています。


7月22日のテレグラフ紙で下記のタイトルの記事が載せられた。

I'm starting to think that the Left might actually be right

左翼は実は正しいのかもしれないと思い始めた。

 
The telegraph 22 Jul 2011

同様の記事がドイツのFAZ紙にも掲載された。
FAZ

驚くべきことに上記2紙は保守的な新聞である。
通常、保守派とは右寄りになりがちだが、そのような保守層でも、
大企業・銀行だけが内部保有を蓄え、
市民が貧困にあえぐ今の状況に疑問を伏すようになったのだ。
この記事は1人のジャーナリストが投稿したので、全体の意見とは言い難いが、
このような記事が保守的な新聞に載ること自体大変な進歩であり賞賛したい。


震災後、日本共産党に入党する人が増えていると聞いた。

震災を機に皆気が付き出したのだ。
なぜ人の命より企業の権利が優先されるのか。
市民の生活、希望は置き去りで、政局や経団連、官僚の茶番ばかり見させられる。

手遅れにならない前に日本も舵きりを。



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The telegraph 22 Jul 2011

I'm starting to think that the Left might actually be right 

You see, one of the great arguments of the Left is that what the Right calls “the free market” is actually a set-up.
The rich run a global system that allows them to accumulate capital and pay the lowest possible price for labour. The freedom that results applies only to them. The many simply have to work harder, in conditions that grow ever more insecure, to enrich the few.
Democratic politics, which purports to enrich the many, is actually in the pocket of those bankers, media barons and other moguls who run and own everything.・・・

I'm starting to think that the Left might actually be right
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2011年8月14日日曜日

新しい東電の制裁方法

新手の東電制裁方法。

東電のスポークスマンのフリをして全世界のメディアを招いて記者会見。

「全原発被害者救済」
「保有する全データ公開」
「役員報酬・退職金 全額カット」
「自己破産宣言」

を全世界に報道させる。

東電株価暴落 → 倒産せざるを得ず。
ウソがばれる前 日本中の市民は歓迎ムード → 東電がそれに水を差すことで批判さらに大爆発。

実際にそんなことをした集団がアメリカにいる。



アメリカの前衛活動集団イエス・マンのアンディ・ビシュルバウム。
有名な企業や団体のスポークスマンに成り済ま し、記者会見に参加して、大企業の悪業を批判していく。
インド中部ボパールの工場で起きたガス漏れ事故を起こした米多国籍企業ユニオン・カーバイド社を買 収した総合化学工業ダウ・ケミカルのスポークスマンと偽りBBCワールドニュースに出演した際には、その事故が正当に取り扱われていない状況を訴えるため 「損害賠償を払う!」とウソの宣言をし、ダウ・ケミカルの株を大暴落させた。

彼らの発言を600以上のメディアが取り 上げ、さらに工場で起きた事故について改めて目を向けるきっかけを作った。