2011年10月7日金曜日

映画; Capitalism (キャピタリズム~マネーは踊る) マイケル・ムーア監督 を観た (1)

 

映画;Capitalism(キャピタリズム~マネーは踊る) マイケル・ムーア監督


サブプライムローン問題で家を失っていく人々
アメリカでは貧富の差は拡大し、中間層が減っていると嘆く
働いても働いても借金が返せず、支払期限を迎え家を追い出される。


1950~60年代、米国では、工場に勤める人々も生活は豊かになり、税率90%を支払っても、なお、豊かな生活を満喫できた。
第2次世界大戦でドイツも日本も立ち上がりに時間がかかり、アメリカ独走状態だったためだ。


しかし、1979年7月15日 ジミー・カーター大統領の演説

過度の資本主義でアメリカ人の大半が消費生活に浸りすぎていると忠告を始めた。

企業や銀行は、資本主義をもっと推し進め、自分たちの利益を伸ばそうと、言いなりになるようなロナルド・レーガン大統領を当選させた。

(現日本)大企業・官僚が自分たちの言いなりになるような野田総理を当選させた。
レーガン大統領の隣には常にメリルリンチ社の会長が寄り添い、指示を飛ばす。
彼は財務長官に就任し、富裕層に減税を実施した。

(現日本)野田総理には官僚や経団連が寄り添い、公務員改革の断念・大企業法人税減税を実施しようとしている。

経済は上向き。製造業も順調をアピールしたレーガン大統領が再選。
そして推進したことは、大企業のさらなる目先の利益のために・・・

●AT&T 4万人をリストラ (96億ドルの収益増)
●GE 10万人をリストラ (204億ドルの収益増)
●GM 10万人をリストラ (241億ドルの収益増)

数百万人が職を失い、残ったものは過酷労働を強いられた
1980年~2000年 生産性45%上昇 労働者の賃金は凍結
富裕層の所得税率は半減、適切な賃金を得られない国民は借金生活した。

当時のブッシュ大統領は何の対策もせず。
景気が悪くなった原因を説明せず、「資本主義(キャピタリズム)」や「自由市場経済」が豊かになる道とプロパガンダ。


ブッシュの勧める自由競争制でいったい何が起こったか?

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